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霊山歴史館-西郷隆盛と西南戦争展-
 京阪線最寄り駅にて、本特別展のポスターを見たのがそもそものきっかけでした。5月4日、夏日の京都市内にて西郷隆盛の軍服とサーベルその他を目当てに行ってまいりました。以下、史学科の友人をして「マニアックな」と言わしめた収穫です。
 
【軍服・軍帽とサーベル】
 明治6年、今の千葉県習志野市にて行われた大演習において、明治天皇に随行した際に着用していたものでした。日本史の資料集に載っていた物を現実に見ることができて眼福でありました。
 推定身長178cm、体重108圓世修Δ任后8渋綟本人と比べても大きい方ですよね。服はフランス様式で、九つの金釦。釦は桜の文様になっていました。説明書きには「(複製)」とありましたが、独特の迫力があり、前に立つと思わず背筋がピンと伸びてしまいました。
 サーベルは、外装はフランス式で中身は日本刀。実戦用ではなく指揮刀。説明文によれば、西郷は天保10年(1839年)13歳で右肘を負傷したために剣の道を諦めざるを得なかった、とのこと。それだけに剣に対する思いも強かったらしいです。「信國」の銘には考えさせられるものがあります。
 

【本名は…】
「西郷隆永書状 岩倉具視宛」という展示物あり。隆永とは兄弟か親戚の一人かと思いきや、西郷隆盛の本名でした。明治2年8月、西郷は政府より正三位を与えられることになったのですが、書類を作る際、下の名前は普段「吉之助」と呼ばれていたため正式名が分からない!という事態に。この時西郷本人は東京に居らず、政府は友人吉井友実氏に本名を尋ねました。ところが吉井も普段から吉之助と呼んでいたのですぐには思い出せず、最初に出てきた本名「隆永」ではなく父の名「隆盛」を伝えてしまいました。こうして公式文書に本名ではなく父親の名前が載ってしまった訳ですが、本人はそれを聞いても訂正しようとはせず、「隆盛」で通したそうです。
 西郷は一生のうち8回通称を、2回号を変えたとのことですが、岩倉卿に宛てた本書上は内容の重大さから本名で送られたものでした。
 たしか内容は征韓論関係だったかな、と。(←覚えとけよ)。

【遣韓論】
「西郷隆盛 朝鮮派遣使節決定覚書」によれば、西郷が考えていたのは征韓論ではなく、誠意をもって説得し国を開いてもらう「遣韓論」だったようです。

【介錯した脇差】
明治10年9月24日城山にて自刀した際、介錯に使われた脇差(半太刀)も展示されていました。振り下ろしたのは別府晋介。
 長さ53僉反り1,5僉⊂笋麓訖Г離轡鵐廛襪癖。切先の近くに刃こぼれあり。

【武者絵】
 西郷の描いた「鎮西八郎為朝」の絵も展示されていました。息子の午次郎のために描かれたものだそうで、子煩悩さがうかがえます。
 この為朝とは、源頼朝の父源義朝の弟だそうです。

【お妾さんの名前】
 おスギさん…だそうです。
私が何を連想してしまったかは、ご想像にお任せします。

【子ども向け】
 西南戦争を扱った玩具がありました。双六あり、おもちゃ絵あり。このおもちゃ絵というものはのちの4コマ漫画だそうです。確かに4コマで描かれてました。

【日本最初の軍票】
 西郷札(薩軍が使った軍票)の実物もありました!十円、五円、五拾銭、二拾銭などがあったそうです。使用期限付きでした。
 十円…「坂の上の雲」によれば、当時書生が一ヶ月暮らすのに十分な金額。ちなみに明治8年秋山好古が17歳で小学校教師になり最初の昇級で月給9円だったそうな。今の1万円札なんて目じゃない大金ですよね。ユーロで言えば500ユーロ紙幣より上ですよ。おお。

【出土品】
 熊本鎮台跡から出土した物の中に、スミスアンドウェッソンの短銃がありました。「モデルアーミー」とありました。当時からS&W…。使っていたのですね。官軍のか…?(だろうな)

【身長の話】
 元々明治維新関連の展示施設ですので、新撰組や坂本龍馬、他の維新志士達についての展示物もありました。で、思わずメモって来てしまったのが彼らの推定身長!
・徳川慶喜…150cm
・土方歳三…163cm
・坂本龍馬…172cm

だったそうな。私は土方さんと同じくらいか。

この他にももっと注目すべき貴重な史料など多数がありましたが、とりあえずこの辺にて。元々どこの資料館蔵なのか書くべきでしたが、筆者のドジにより分からなくなってしまいました。興味のある方は調べてみてくださいませ!

(2005/05/07投稿 05/08大幅加筆)
| Histoire du Japon Moderne-日本近代史- | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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