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「時の勢は…」 -変化し続けた価値観「学ぶ権利と女性」について少し-
毎日新聞社発行「1億人の昭和史 日本人 1三代の女たち 上 明治大正編」を見て思ったことから一つ。

…又別に洋学女生と見え、大帯の上に男子の用ゆる袴を着し、足駄をはき、腕まくりなどして、洋書を提げ往来するあり、如何にして女学生とて猥(みだら)に男子の服を着して活気がましき風俗なすこと、既に学問の他道に馳せて女学の本意を失いたる一端なり。是等は孰(いず)れも文明開化の幣にして、当人は論なく父兄たる者教えざるの罪と謂うべきなり。
(明治5年3月・新聞雑誌35号より)

 このような当時の新聞切り抜きを見ると昔のこととは分かりつつも「むむむ」と唸ってしまいます。書き手も多くの読み手も男性であったということなのでしょうか。「価値観が違っていました」だけで済ませたくないのは、なまじ写真に残っている時代だからだけではありません。ジェンダー論をこの場で書き連ねるにはまだまだ不勉強というものですが、一言だけ。
「学問に男女の別があってはならない。何人たりとも染色体のたった一つの違いを理由に知ることを制限する権利を持たない。」 
 上の新聞記事みたいな事を言われたら私はきっとこう言ってしまうと思います(知るか知らずにいるかという権利についてはまた別の話)。

 まぁ15年後の記事ではこのようなことが書かれていますけどね。
当世女の骨格 …明治の初年にありては、顔は丸く眼は常体で少し眥(まなじり)釣上がり、髪は黒くて背の小がらで無くては当世ではないとて…(中略)…束髪洋服の似合べき背の高い眼の張のよい鼻の高い女でさえあれば、髪は少々赤うても縮んで居ても一向頓着なく、其内ABC位の横文字を心得て居る女は猶更足の早きよし、時の勢は云はハテ妙なもの。
(明治20年3月20日 朝日新聞)

 
 当時に比べ、日本の女性は何を学んでいくかを自由に選ぶことができるようになりました。100年以上かかって得た物を無駄にすることなく、機会を得たからには自発的に学んで行くべきだし、「女の子がこんな物を…」などと選択の幅を狭めてはならない。
 
 そして私自身は歴史・考古学をやるからには、「時の勢」で埋もれてしまった人々の声を今の世に伝えられるようになりたいです。
| Cahier de brouillon -雑記帳- | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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